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山椒

山椒は、爽やかな柑橘系の香りとピリッとした痺れる辛みが特徴の香辛料です。若葉(木の芽)、実、果皮とさまざまな部位が料理に活用され、日本の伝統的な食文化に深く根付いています。

抗菌・抗炎症作用があることから、昔から漢方にも使われてきました。体を温める効果や胃腸の働きを整える効果があり、消化促進や食欲増進に役立ちます。

●豆知識
・山間部の温暖な気候で育ちやすく、日本全国で栽培されています
・日本ではトゲがないため収穫しやすい「朝倉山椒」、実が大粒な「ぶどう山椒」、鮮烈な香りと辛みが特徴の「高知山椒」が一般的に使われています

加工方法の例
実
粉末
粉末
産地の例
国産
国産の山椒には、柑橘系の爽やかな香り、ピリッとした辛さ、舌を刺激するしびれなどの特徴があります。
食材の使用例
その他の使用方法

木の芽和え、吸い物、焼き魚、佃煮、粉山椒、山椒味噌 など

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春に採れる山椒の若葉(木の芽)は、春の和え物や吸い物に加え、料理の香り付けに使われます。

実は佃煮や醤油漬けに加工され、果皮は乾燥して粉山椒として活用されます。

ウナギや焼き鳥、京料理や懐石料のアクセントとして親しまれ、山椒味噌や山椒醤油などの調味料にも利用されます。