まぼろしの柑橘「湘南ゴールド」
先月、営業さんが神奈川にある湘南ゴールドの圃場見学に訪れたそうなので
その様子を一部紹介します。
湘南ゴールドは、神奈川が12年の歳月をかけて開発した新品種の柑橘で、ジューシーな甘みと華やかな香りが特徴です。
神奈川県でも温暖といわれている神奈川県西部で主に生産され、3月上旬から4月下旬のわずかな時期しか市場に出回らず「まぼろしの柑橘」とも言われています。
今回訪れた圃場は高台にあり、眼下には湘南の海の素晴らしい景色が広がっています。
寒さと野生動物(シカやサル)からの被害を防ぐため、シートを被せています。
収穫された湘南ゴールドは、すぐに選果場(果物を大小、品質の良し悪しによって分ける場所)に持っていくのではなく、生産者が所有している貯蔵小屋に約1か月間寝かせて酸味を抜きます。
湘南ゴールドの原木は、以前は大きく桜の木のようでしたが、年々小さくなってきているそうです。
美味しそうですね!
今年は暖冬の影響もあり大きくて甘みが強く、順調に生育しています。
今年は表年(おもてどし)にあたり、このままいけば80~100トンの収穫量が見込まれます。(昨年は47トン)
収穫まであと1か月。あとは大雪が降らないことを祈るばかりです。
営業さんからお土産に小さい湘南ゴールドを頂きました。
まだ旬ではないですが、それでも甘くてジューシーで美味しかったです。
今年の味に期待です!